外壁は、日差しや風雨に晒されながら、大切なお住まいを守ってくれています。
メンテナンスをしていない外壁はひび割れや塗膜の剥がれなどがどうしても発生してしまうもの。
そのままの状態で放っておくと、雨水などの水分が建物内に浸入し、家の耐久性を弱らせて様々な悪影響を及ぼします。
そうなる前にきちんと外壁の状態を把握し、必要であれば塗り替えなどのメンテナンスを行いましょう。
● 塗装の役割
・外壁材を守る
外壁は常に雨風や湿気、紫外線などの外的要因により、想像以上のスピードで劣化してしまいます。
そのため、定期的に塗り替えることが、外壁材の長持ちに繋がります。
・機能性をプラス
防カビ・防汚・抗菌など、様々な機能を持つ塗料が存在します。
特に、夏場や冬場でも室内環境の安定が見込める遮熱・断熱性能を持つ塗料はとても人気があります。
・美観性
経年による汚れやひび割れのある外壁は、下地の修繕から工事を行います。
そのため、施工が終わった外壁はまるで新築のような美しい姿に生まれ変わります。
● このような症状ありませんか?
外壁を塗り替える目安は、およそ7年~10年。
前回の塗り替えから上記の年月が経過していれば、外壁に以下のような症状が表れていないかセルフチェックしてみることをオススメいたします。
・ひび割れ
外壁に近づき、よく見ると細かいひび割れが無数に入っていることもありますので注意が必要です。
・触ると手に白い粉が付く
壁を触ると手に白い粉が付く場合は、塗料が劣化して粉状になっている証拠です。
・コケや藻が発生している
コケや藻が生えているということは、外壁の防水効果が無くなっていることを表しています。
・シーリングに切れやひび割れが散見される
壁の隙間を埋めるシーリングの劣化がある場合は、そこから建物内部に水分が侵入している可能性があります。